KAEKA/2018 Diary 平成三十年 如月 ■2018/02/04 日 借りているレンタルサーバが不調のためもう停止状態のこの日記。仕事の方も三年目なのだが相変わらずで、有給休暇を3日以上使った年もなく。土日勤務があるわりに代休も消化できず。まあやっていることの特殊性(元々特殊な中でも特殊)を考えれば仕方ないのだが、そんな生活でなかなか時間もとれずにもうすっかり日々書くことはツイッターに移行して、こちらに書くことは習慣としてもう無くなってしまった感じ。 で、昨年は一文も書いていないのでそのままフェードアウトして終わってしまってもよかったのだが、職場の方も一応はこの春でひと任期満了でまた異動の話にもなってくる。そろそろそんな節目なので節目節目の記録として何か書いておこうかな、とプチ復活してみた。 さすがにずっとサーバー障害中なのも何なので、本日やっと新たなレンタルサーバーを申し込んで新環境に移転。これまでのサーバーが復活したらまたそちらに戻るかも知れないが、当面はこちらでやっていこうと思う。まぁ復活というほどでもなく。日々書かなければと気負うことなく。それが長く続けるコツである、と。 なお、近況はこんな感じ。 ・前回の日記は本厄中で終わっているが、お祓いなどせずとも特に問題なく本厄・後厄クリア。 ・車はまだ元気で先月車検をこちらも特に問題なくクリア。 あと、前の日記に書いていたスズメは、大分近づけるようになっていたけれどいつの日からかぱったりとベランダに姿を現さなくなりました。元気だといいがな。 ■2018/02/05 月 新しく申し込んだレンタルサーバーが使えるようになったので、ローカルにあったホームページの全ファイルをアップロードした。さすがに結構なファイル数。なんといっても2002年にはじめたこのホームページ。収録している前身の「褐色に浸る時間」を含めると2000年から書いていたものが詰まったこのページである。いくらテキスト主体とはいえ所々写真もあるし、それはもうさぞかし容量もあるだろうし時間もかかるのだろう。と思って容量を確認してみた。 結果、このホームページの現在の全容量は。何と28.6MBだった! 今だとそこらのスマホのアプリよりも軽い容量。なので、アップロードも1分かからず終わってしまった。 ■2018/02/09 金 ホームページの移転が完了しました。 ○新URL http://kaeka.starfree.jp (旧URL http://kaeka.kuronowish.com) 一応ここの説明をすると。このサイトkaekaの開設は2002年。当時はまだブログやSNSといったものが出回っていない時代に、当時一般的だった「テキストサイト」の形式で始めたもの。メインは開設当初からの日記と、以前に外部のサイトでやっていたエッセイと詩の他、その時その時に書いてきたものを収録している。 で、この日記は今時ほぼ見かけない「Windows付属のメモ帳で開いて直打ちしたhtmファイルをFTPクライアントソフトでアップロードする」というもの。どうしてそんな方式かというと、実はこれ以前にレンタル日記サービスやブログなども試してみたけれど、そういうサービスは大抵が「常に最新の記事が上に来るレイアウト」になっているのに対し、自分のニーズは「日記というものは後から(自分が)読み返す時に読みやすいよう、古い記事から時系列順に上から並んでいる方がいい」だったから。 そして、元が電話回線でインターネットをやっていた時代に作ったものなので、当時のどんな回線が細い環境でもストレスなく閲覧できるように、と、レイアウトは極力シンプルにしている。これも当時は他のテキストサイトと比べても良く言えばシンプル、悪く言えば味気ないレイアウトだったのだが、今となっては逆にそのシンプルさが幸いして、大きく中身をいじることなくその後に登場したガラケーやスマホにもそこそこ対応できている(スマホで見るとちょっと字が小さかったり、リンクがわかり辛かったりするけれど)。 というわけで、その後めまぐるしくインターネット環境が変わっても、そのシンプルさゆえに大きく時代に追いつくことも追い越されれることもなく。開設当時は他にも無数にあったテキストサイトが閉鎖したりブログやSNSに移行して消えて行く中、未だに開設当時ほぼそのままの形でここまで何となく続いてしまった。というサイトになる。 ただ、あくまでもここの日記は、自分が後から読み返して「あ、前にタイヤ買い換えたのはいつだったかな」とか「前に九州ドライブで生月島で年越したのはいつだっけな」とか「あの頃はどんなことを考えていたんだっけ」というのを振り返るために書いているものなので、内容についてはそのようなものだとご了承下さい。また、特にいちいち「日記を更新しました」という報告もありませんので、その点についてもご容赦ください。では、以降はこちらで引き続きよろしくお願い致します。 ■2018/02/24 土 ふと数えてみた。これまで実家を出てから札幌、滝川、早来、札幌、静岡、埼玉、東京、神奈川、千葉、と計9回引越ししてきたので、この春もし引越しがあれば記念すべき10回目の引越しとなる。 現在は機関交流的な人事で大きなこの組織の比較的中央に近いところで働いてるが、この春で満3年。通常だとまた異動周期になるので、ちらほら出てくる新年度からの業務の予定については、ごく自然に自分は外れた前提でことを進めている。けれどもまだ具体的な話はなく。ただ、関東がもう9年と長いので、次はちょっと遠方になるかも知れないな、という感じ。 こういう時期はなんというのか。行き先がいくつか書かれた転勤ルーレットが「ルーレット、スタート!」の掛け声で勢い良く回転しはじめて、ただ、その回転があまりに高速すぎるし停まる気配もなく最初の勢いのまま周り続けているので、周っていることだけはわかるのだけどそのルーレットの盤面に何が書かれているのかも読めないし、どこに停まりそうかもわからない。何もわからないままに、ただ周り続けているルーレットを見ているような、そんな感じ。 本当に毎回毎回どこに行くのやら、なのだけど。まぁこれは前にもどこかで書いたかも知れないが、自分は自分がこの後どこに行くことになっても、どこに住むことになっても。その場所は自分にとって必要な場所なのだ、ということ。それだけはわかっている。その場所が自分を必要とするかどうかとは関係なく、自分の行く全ての場所が自分にとっては必要な場所なのだ、ということ。 それは何かそう信じている、とか言い聞かせている、とか。そういう類のものではなく。色々な土地を転々としてきた今だからもう、そういうものなのだ、と。わかっていること。これまで住んできた土地の全てが、そうであったように。 |