KAEKA/2021 Diary
令和三年 葉月
■2021/08/14 土
昨年4月に転勤により札幌へ。コロナでよさこいもない、大通公園の大雪像もないビアガーデンもない札幌生活中。
繁忙部署で帰って寝るだけの生活をしており、気が付くとここのホームページを載せていたレンタルサーバーの利用期間の更新手続を忘れておりページが消滅していた。まぁ更新もしていないのだけど、ちょっと時間ができたのでサーバ引っ越し。ついでに近況まで。
車がここ2年くらい変速不良で4速に入らない。速度が出ると4速に入ろうと頑張るのだが、上がっては落ちて上がっては落ちて、を繰り返す。しばらくは走っているうちにちゃんと入るようにはなっていたが、その後しばらく経つうちに4速に上げようと頑張ることすらなくなった。前回車検の時にディーラーに診てもらったところでは、変速機構と油圧制御機構は正常、出ている信号も正常でATFの量も異常なし。結果的にはディーラーでは原因不明。なお、それで治るかどうかはわからないがミッション乗せ換えたら30万、とのことで、まぁ走れないわけでもないから当面このままでいいかぁ、とODスイッチ切って3速までしか使わずに乗っていた。
のだが、最近1速2速でもシフトアップ時に上がっては落ちる、が発生するようになったので、さすがになんとかしなければならない状況に。機械的には異常なしとの診断があるので、あとは電子系統かな、と。平成7(1995)年の車だということは今年で26歳。ECUの電子部品がもう寿命なのでは、と推測。そう思ったのは以前古いスピーカーのアンプが壊れて分解してみたらコンデンサが破裂していたから。
前席の足元に潜り込んでマットをめくりECUを取り外して中を開けて基盤を確認すると、やはりコンデンサ2個が液漏れしており、漏れた液で基盤が黒く変色していた。コンデンサだけではなく、漏れた液で基盤の配線も侵食されていそうなのでちょっと自分では手が出せない感じ。ECU修理を扱っている会社を探して電話してみると、この形式も対応可能、という業者さんが見つかったのでそちらに発送修理を依頼することに。
以下は備忘録
セリカ(前期型) ST202 4速MT 1995(平成7年)製 ECU修理(変速不良)の履歴
・取り外し作業前にバッテリーを切る。バッテリーからマイナス端子を外す。
・ECUはセンターコンソール奥の足元にある。助手席と運転席の足元のセンターコンソール側のマットを捲ると露出。運転席側はフットレストを外す(テコの原理で引き剥がす)。
・助手席側からECU本体のコネクタとECU本体脇のリレーのコネクタを外す。
・ECUと車台を固定しているブラケット(土台)のナット(10mm)を外す。運転席側2か所、助手席側1か所。
・運転席側からECUをブラケットごと取り出す(持ち上げて角度を変えて、と色々やらないと出てこない)。
・ECU上面の保護ビニールを外す。本体からブラケット・リレースイッチを外す。上蓋を開け基盤を確認
・コンデンサ複数が破損し液漏れし基盤が変色
↑回路への侵食と抵抗の足元に錆?が発生。
肉眼よりこうして写真で拡大して見るとわかるけれど、プリント配線も結構痛んでいそう。治るか!
(追記:その後、修理発送したECUは夏休み後に修理完了して返送され、車もちゃんと治りました。)
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